英語を学ぶためには本を読むことはとても大切です。私の友人は本を読むのが大好きで子供のころから英語の本を読んでいたのですが、英語で文章を書くのがとても上手なんです。いわゆる日本人がj授業で習った英語文ではなく、自然でかつ表現力が豊かなのです。

本を読むのはもっと英語が上達してからでないと無理と最初から放棄している人もいますが、辞書を引きながらでもいいのでぜひ英語の本を読んでください。ただし、辞書を引くと言ってもわからない言葉すべて引いていたら時間はかかりますし、ストーリーが全く頭に入りません。

重要な言葉のみ辞書を引くようにして、わからない言葉があってもある程度前後の文章から推測するようにするといいと思います。

それではどんな本を読めばいいのでしょうか。できればわかりやすく、おもしろい本がいいですね。英語がそこまで上手でなくても楽しめる本をいくつかご紹介したいと思います。

まず最初は子供から大人まで楽しめる「Anne of Green Gables」。「赤毛のアン」です。私はこの本が大好きで子供のころからシリーズを何度も読み返していました。英語でも日本語でも数えられないほどの回数読んだと思います。

もちろん「Anne of Green Gables」で最も衝撃的な場面といえばギルバートがアンの髪の毛を「ニンジン!ニンジン!」とからかうシーンです。

Gilbert reached across the aisles, picked up the end of Anne’s long red braid, held it out at the arm’s lengths and said it in the piercing whisper: “”Carrot! Carrots!””

ギルバートに気にしている髪の毛をニンジンと言われ、アンは彼の頭の上に石盤を振り下ろすのです。それから長い間、アンとギルバートは歩み寄ることができません。しかし、学校を卒業する際にアンはギルバートを許し、そこからもう一つの物語が始まります。

こんなに純粋でロマンチックなラブストーリーは後にも先にもないですね。ぜひ、英文で楽しんでみてください。

2冊目も女性向けの本になってしまうのですが、こちらもまるで自分と重ね合わせて楽しく読めた作品、「Confessions of a Shopaholic」です。邦題ではおそらく「お買い物中毒な私」だったと思います。

ストーリーは実にコメディタッチでおバカな内容なのですが、アメリカの若い女性が使う表現がふんだんに使われています。いわゆるスラングも多く、読んでいて勉強になります。

I love new clothes. If everyone could just wear new clothes everyday, I reckon depression wouldn’t exist anymore.

新しい服が好き。毎日新しい服を着ることができるなら、どんないやなことも吹き飛んじゃうわ。

ショップ店員として働いているのですが自分が欲しい洋服を隠したり、クレジットカードの支払いに負われて食べるものもない生活をしたり、苦笑する場面が満載です。

女性ならではの観点でおしゃれや恋や仕事について描かれていてなかなか興味深い作品なので時間があったらぜひ読んでみてください。

初心者向けの英語の本はたくさんあります。サスペンスやミステリー、冒険ものなど自分の好きなジャンルで探してみるといいと思います。