英語でも日本語でも誘いやお願いを断るのってなんだか気まずくて苦手という人が多いのではないでしょうか。日本人はとくに断るが下手だなと思うことがあります。
やりたくないことはやらない、できないことはできないと時にははっきり言わなければいけない時がありますよね。
ちなみに断るという英語にはrefuse,reject,decline,turn downなどがあります。これらの言葉はどちらかというと形式ばっていますので口語ではもっとカジュアルな言い方をすることが多いのです。
まず最もよく使うのが食事などに誘われた場合の断り方です。
Would you like to go out tonight?(今夜でかけない?)
May I ask you out?(デートに誘っていい?)
Do you have a plan tonight?(今夜の予定は?)
などデートのお誘いを受けても様々な事情で断らなければならないことがあります。デートに行きたくない、お付き合いする気がないという場合には
I’m afraid not.(やめておくわ)
Maybe next time.(また今度)
I’s rather not.(やめておこうかな)
などはっきりお断りするのがベストです。
Maybe next timeは一見次回に持ち越しというように思われがちですが、どちらかというとまたいつかという意味でやんわりと断っている状態です。
一方で行きたいけど用事があっていけないという場合には
I wish I could go.(行けたらよかったのに)
I’m sorry, I already have plans.(すでに予定があるの)
Unfortunately,not.(残念だけどだめだわ。)
Sorry, I can’t make it tonght.(今夜は無理だわ)
Please ask me some other time.(また誘ってね)
など理由を述べたり、また誘ってねと付け加えれば断られた方も嫌な気分はしません。また予定がわからないばあいは後で確認して連絡する旨を伝えましょう。
I’ll get back to you later.(後で返事をするわ)
I’ll check my schedule.(予定をチェックするわ)
他によくあるシチュエーションといえば、レストランやパーティなどで食事をすすめられた場合です。好きでないものや、食べたくないものをすすめられた場合はどうやって断ればいいのでしょうか。
Would you like a cup of coffee?(コーヒー飲む?)
No thank you, I’m ok.(ありがとう。大丈夫です)
Would you like to try this?(これ食べる?)
I’m sorry I’m on a diet.(ごめんなさい。ダイエット中なの)
Have some more.(もっとどうぞ)
No thank you.I’ve had enough.(結構です。もうお腹いっぱいです)
食事に誘われたときや食べ物をすすめられた場合、やんわりとでもはっきり断ることが大事です。日本人は断る際にやたら言い訳をしますが、言い訳をしすぎるとどうしたいのか意思がはっきりと伝わらなくなってしまうこともあります。
はっきりと断り、続いてその理由を述べるのが理想的です。理由があるなら仕方ないなと相手も納得しやすいからです。もし誘いを断った場合には、また今度誘ってねと付け加えておけば相手にもよい印象を与えると思います。