私が留学中に不便だなと感じたのは病気やケガに関する英語をあまり知らなかったことです。アメリカの大学はキャンパス内にクリニックがあることが多く、ちょっとした病気やケガならそこで診察してくれます。

ただし、何が起こったのか、どのような症状なのかということを説明しなければ診察はできません。病院に行く前にはあらかじめ辞書を引いてから行くという面倒くさい状況でした。

海外旅行に行く場合も自分や家族がどのような病気やけがに見舞われるかわかりません。いざというときのために病気やケガに関する英語を少し練習しておくのがいいでしょう。

まず病院へ行くの表現ですが、一般的には

I’m going to see a doctor.

と言います。日本語だと病院へ行くということが多いので

I’m going to the hospital

と言いたくなる気持ちはわかりますが、hospitalというととても重篤な病気を想像してしまいますので風邪やケガで病院へいくときはdoctorを使いましょう。

よくある症状は英語でどう説明すればいいのでしょうか。ちなみに症状は英語でsymptomsと言います。

I have a ferver.(熱があります)

I have a stomachache.(腹痛があります)

I have a headache.(頭痛があります)

I have a cold.(風邪をひきました)

I have a cough.(咳が出ます)

I have a runny nose.(鼻水が出ます)

I have diarrhea.(下痢をしています)

I broke my leg.(足の骨を折りました)

I have a sore throat.(のどが痛いです)

I feel dizzy.(めまいがします)

病院に行って症状を説明した後にはおそらくなんらかの処置が施されることになります。

I will give you a shot.(注射をします)

I will prescribe a medicine.(薬を処方します)

You have to have an operation.(手術をした方がよい)

Stay in bed until you get well.(よくなるまで安静にしていてください)

I’d like to have a urine sample.(採尿してください)

私はアメリカの東海岸にある大学に通っていたのですが、冬は雪に閉ざされ3月ごろまでは寒い日が続きました。おかげで何度も悩まされたのが膀胱炎です。

膀胱炎になったのは初めてだったので症状の説明がとても難しかったのを覚えています。膀胱炎はCysititisというのですが、自分がなるまで聞いたこともない単語でした。

There’s blood in my urine.(尿に血が混じります)

My bladder never feels completely empty.(残尿感があります)

その他にもやけど、湿疹やじんましん、ニキビなど皮膚の病気は知っておくといいでしょう。

I scalded myself.(熱湯でやけどした)

I got a burn on my finger.(指にやけどをした)

I have a pimple on my face.(顔にニキビができた)

My nettle rash has broken out.(じんましんがでた)

My legs have been itchy.(足が痒い)

アメリカでも日本でも有効な治療を受けるためにはきちんと症状や病状を説明する必要があります。いつごろから症状が始ったのか、痛みやかゆみはあるのかなど医師に伝えましょう。

治療法や処方される薬は日本と違う場合もありますので、自分が納得できるまできちんと説明を聞くことが大切です。