実はある調査によると留学する学生の数は一昔前よりも減っているそうです。その原因は学費の高騰です。私が留学していた1990年代に比べると現在は留学に必要な学費や居住費が1.5倍以上かかるそうです。

またわざわざ留学しなくても、日本の大学で学べる内容が増えたのでは、とも言われています。それでも海外の暮らしに憧れたり、興味のある人が多く、グローバルな会社への就職を希望する人もいます。

留学すると当然ながら英語の授業を受け、英語でディベートし、英語でレポートを書かなければなりません。私もボストンに留学していた大学時代、いろいろ苦労したことを思い出します。英語でレポートを書くためには日常会話レベルではなくもうちょっとスキルアップしなければなりませんが、まずは学校生活で必要なフレーズなどを少しご紹介したいと思います。

大学内で知り合った人や知り合いに誰かを紹介された場合には学年や専攻などで自己紹介します。

I am a college student.(私は大学生です)

I am a feshman.(私は大学1年生です)

I go to NYU.(私はニューヨーク大学に通っています)

I major in Art History.(私は美術史を専攻しています)

I drive my car to school.(車で学校に通っています)

大学では自分の専攻している科目以外に必須科目や選択科目が多数あります。そのあたりは日本と同じです。

My first class today is mathmatics.(今日の1時間目は数学に授業だ)

Prof. Smith’s class is very popular.(スミス先生のクラスは人気がある)

I got a good mark on the exam.(テストの点が良かった)

I studied hard for the exam.(テストのために猛勉強した)

This paper is due next friday.(レポートの締め切りは金曜日だ)

アメリカの大学では様々な活動が行われています。スポーツや音楽、趣味などのクラブはもちろんのこと、ボランティアや社会奉仕活動などもあります。ただ勉強ができるだけではなく、そのようなクラブに所属し積極的に活動することは就職の際に強い武器になります。

アメリカでは協調性やリーダーシップを持つことがとても重要視されるのです。

とくによく知られたものといえば男性向けのfraternityや女性向けのsororityです。これは学生社交クラブで学生同士が知り合いになったり、イベントを行ったりするためのクラブで就職の際に役立つこともあります。成功者の中には学生時代にこれらのクラブに所属していた人が大勢います。

留学生が参加できるクラブもたくさんありますので、とくにスポーツなどは国籍を問わず参加しやすいと思います。もし留学する機会があったら、アメフトやチアリーディングなど海外らしいスポーツに参加してみるのもいいと思います。

最後に大学生活でよく使う単語をリストアップしてみました。

assignment(宿題)

paper(レポート)

dorm(寮)

experiment(実験)

senior(先輩)

timetable(時間割)

research(研究)

quiz(小テスト)

application form(願書)

school festival(学園祭)

diploma(卒業証書)