Month3月 2017

難易度が高い英単語!アメリカ人も知らないボキャブラリーがある!

どんな言語もそうですがとても奥が深いといつも感じます。言語にはそれぞれ文法や発音、単語を覚えるだけではわからない様々な工夫や特徴があります。私たちは日本人で、普段流暢に日本語を使いこなしていますが、日本語を学んでいる人にとってみると日本語は決して簡単に習得できる言語ではありません。

日本語は英語と異なり、ストレートな表現をしないことが多かったり、相手が理解していることを前提に表現することがあるからです。私が外国人の友人に聞かれた日本語のミステリーの一つが「ホント、暑いの暑くないのって!」という表現です。

この表現は果たして暑いのでしょうか?暑くないのでしょうか?日本人なら誰でもわかることですが、外国人の友人は「暑いのか暑くないのかわからなくて迷っていることですか?」と聞いてきました。改めて日本語の難しさを感じた瞬間でした。

さて、このブログでは初心者向けの比較的わかりやすい表現を中心にご紹介してきました。一つ一つの単語はおそらく中学校や高校ですでに習ったものだと思います。最後に私も気になる、アメリカ人も知らない最上級の難しい単語というのを少し調べてみました。

もちろん私も知らない単語ばかりで、調べながら勉強になりました。私が知っている英単語の中で比較的難しいなと思うのはabacusです。abacusとは実はそろばんのことなんです。最近はでそろばんを使う人が少いので私が知らなかっただけでしょうか。

それでは、難易度の高い英単語をご紹介していきますね。

profligate(浪費)

ちょとぎくっとする単語ですが

He lives a profligate life. (彼は道楽な生活をしている)

He is sick of his profligate son.(彼は道楽息子にうんざりしている)

贅沢というよりも無駄にお金を使う、浪費という意味あいが強いのです。

単語は知っていたけど意味は全く知らなかった単語の一つに

ubiquitous(至る所に存在する)

があります。ユビキタスとは日本語でもIT用語として使われていますが、ぴんときません。

ubiquitous information(どこにでもある情報)

ubiquitous smile (いつでも見られる笑顔)

などが辞書を引くとありましたが、実際にどのようなシチュエーションで使われるのか不思議です。

egregious(ひどい)

この単語も初耳です。ひどいという単語は多数あるのでひどいのレベルがわかりませんが、虐待的にひどいという意味があるようです。

What is happened in Paris was egregious terrorist action.(パリで起こったことはひどいテロ行為だ)

He is upset about John’s egregious behavior.(彼はジョンのひどい態度に激怒している)

最後は

sanguine(楽天的な)

です。辞書で調べるとたくさんの例文が出てくるので一般的に使われている単語だと思いますが、またしても私は知りませんでした。

He has a sanguine expression on his face.(彼は楽観的な表情をしている)

A teacher turns a sanguine eye on John.(先生はジョンに楽観的な目を向けた)

sanguineは表情や視線などを表すときに使われることが多いようです。

ここで紹介した以外にもまだまだ私たちの知らない英単語は存在します。本を読んでいて全く見当もつかない単語が出てきたらぜひ辞書を引いてみてください。そうやって少しづつて単語数を増やしていくことは英語を学んでいくことの楽しみの一つだと思います。

英会話教室やオンライン英会話で初回から使える英語フレーズいろいろ

ビジネスで英語を必要とする人の中には英会話教室に通いたい、オンライン英会話を始めたいと思っている人も多いでしょう。しかし、英会話を始めてもある程度上達するまでどのように講師とコミュニケーションをとったらいいのか、講師は少しぐらい日本語を話せるのかなど不安を感じで踏み出せずにいる人もいます。

そもそも語学をマスターするためには極限の状態に置かれた方がいいのです。海外駐在員のお子さんはみなさん駐在先の言語を全く話せないまま現地校やインターナショナルスクールに放り込まれますが、1年たたずになぜか会話が成立するようになります。

それも学校にほかに日本語を話す生徒がいない方が上達は早いです。日本人生徒の多い学校に入れてしまうと、日本人同士でかたまってしまい、語学は上達しません。居心地はいいかもしれませんが、せっかく語学を学ぶ機会をしまってもったいないですね。

英会話を習うときも日本語が話せる講師などはいりません。相手が英語しか話せないとなれば、自分の英語がいかにつたないとわかっていても必死に伝えなくてはなりません。そのようなシチュエーションに自ら追い込む方が上達は早いのです。

そうはいっても不安という人のために英会話教室で使える英語を少しだけご紹介しましょう。

Hello. My name is Minako. Please call me Mina.(こんにちわ。私の名前はみなこです。みなと呼んでください)

初めての講師の場合、まずは自己紹介をしますが自己紹介に関しては別の記事で触れていますのでそちらを参考にしてください。

なぜ英語を勉強したいのか、とくにどんなことを学びたいのか、苦手な部分があればそれも伝えましょう。プライベートレッスンやオンライン英会話の場合、基本的には自分の希望に沿って授業を進めてもらうことができます。

例えばビジネス英語が学びたい、留学に備えたいなど英語を学ぼうと思った直接の理由があればそれも伝えた方がいいですね。

I want to improve my English.(英語を上達したい)

I’d like to study business English.(ビジネス英語を学びたい)

I’d like to use an expression that sounds natural.(もっと自然な表現を学びたい)

I want to improve my grammer.(文法を上達させたい)

I am not good at pronouciation.(発音が得意ではない)

I am planning to study aborad next year.(来年留学する予定です)

講師のとの会話の中でわからないこと、よく聞き取れないことがあるときには

Can you repeat that again?(もう一度お願いします)

Can you say that again?(もう一度言ってください)

I didin’t understand.(わかりません)

What does it mean?(それはどういう意味ですか?)

What do you mean?(どういう意味ですか?)

Can you explain that again.(もう一度説明してください)

Can you speak slowly?(ゆっくりお願いします)

と授業を中断して一つ一つ確認しましょう。学生時代に何度も言われたことですが、わからないことはわからないままにしないことが大事です。わからないことが積み重なって何がわからないかもわからなくなってしまいます。

わからないことは恥ずかしいことではありません。お金を払って授業を受けているのですから、英語が上達するように頑張りましょう。

結婚式に招かれた!海外の結婚式事情とお祝いの言葉

前の記事ではプロポーズの言葉についてご紹介しましたが、プロポーズが成功すれば次は結婚式です。主催する立場でも、招かれる立場でも楽しい結婚式ですが、素敵なお祝いの言葉を知っていますか。

海外の結婚式は教会での式の後に、receptionと呼ばれる披露宴のような食事会が開かれるのが一般的です。食事会はガーデンパーティが開かれることもあります。

結婚式の前にはbridal showerやbachelor partyなど親しい友人による独身最後のパーティが開かれます。このパーティは同性のみが出席できます。

新郎新婦の付添人はbride’s madeとgroom’s manと呼ばれます。

結婚式ではHappy wedding! happy marriage!などが基本のお祝いの言葉です。

ちなみに教会での式の際に牧師さんが言う誓いの言葉ですが、実はなんと言っているのでしょうか。よく映画のワンシーンにも出てきますが、日本でもこの誓いの言葉は翻訳されています。

誓いの言葉はwedding vowと言います。wedding vowにはいくつか言い方がありますが、一番シンプルなものをご紹介しましょう。

I, (新郎の名前) take thee(新婦の名前), to be my wife, to have and to hold from this day forward, for better or for worse, for richer, for poorer, in sickness and in health, to love and to cherish、 and I promise to be faithful to you until death parts us

私(新郎の名前)は(新婦の名前)と結婚し、夫婦となろうとしています。あなたは、その健やかなときも、病めるときも、喜びの時も、悲しみの時も、富めるときも、貧しきときも、これを愛し、これを敬い、そのいのちのかぎり、堅く節操を守ることを約束します。

もう少し凝ったお祝いの言葉もみてみましょう。

Congratulation on your wedding! I’m very happy for you.(おめでとう!とても嬉しいわ)

Happy wedded life!(素敵な結婚生活を!)

Best wishes on your wedding!(結婚おめでとう!)

I’m happy to see you together!(二人が一緒になって嬉しいわ!)

Happy everafter!(末永くお幸せに)

自分が結婚式の主役である場合には式に出席してくれたゲストに心からお礼を言いましょう。

Thank you for being here today.(今日は来てくれてありがとう)

Today I am surrounded by friends and family who love and care for us.(今日は私たちを愛してくれる家族や友人に囲まれています)

Today is the best day of my life.(今日は人生最良の日です)

Please enjoy our wedding party.(私たちの結婚パーティを楽しんでください)

最後に少し日本と海外の結婚式の違いについて触れてみましょう。海外ではご祝儀というものはなく、wedding listがあります。wedding listには式を挙げるカップルの贈られたいものが書かれています。

その中から自分が贈りたいものを選んで送ることで、ギフトが重なってしまうことを防ぐことができるのです。

花嫁の家族が結婚式の費用を負担するという地域もあるのですが、都市部に住む自立したカップルの場合は自分たちで費用を負担し、自分たちに相応しい式を行っているようです。

学校や職場で避けて通れない!ディスカッションによく使われる表現

海外留学で驚いたのはとにかくやたらディスカッションが多いこと。ディスカッションとは討論とか話し合いのことですが、教師が出した題材や生徒がお互いに提案したテーマに沿ってディスカッションを行います。

海外では自分の意見や主張をきちんと言えることをとても重視します。ディスカッションをせずに大学を卒業することはできません。日本人の多くは自分の意見を主張することに苦手意識を持っています。

自分の意見が間違っていたら、的外れだったらどうしようと考えてしまうのですが、実は意見には間違いなどないのです。

ディスカッションは学校ではもちろんですが、社会に出てからも会議などで必要となります。大切なのは他人の答えを待つのではなく、自分で積極的に発言することです。相手の意見が自分とは違うと思ったら、相手を不愉快にしないように反論することも時には必要です。

それではディスカッションで使える表現をいくつかみてみましょう。まずは会議の始まりです。

We are here to discuss the new project.(今日は新しいプロジェクトについて話し合うために集まりました)

Today we’d like to discuss the new project.(今日は新しいプロジェクトについて話し合いたいと思います)

ディスカッションの途中でいろいろな質問を投げかけれられます。

What do you think?(どう思いますか?)

Any suggestion?(意見はありますか?)

Do you have any better idea?(何かいいアイデアはありますか?)

Do you have any solution?(なにか解決策はありますか?)

Could you make that point clear?(その点をはっきりしていただきたいのですが)

May I ask for few comments?(いくつかコメントをいただけますか?)

ディスカッションの途中では意見、提案、解決策などについて聞かれるのが普通です。そのためには積極的に自分の意見を述べなければなりません。

的確な発言をするためには当然ですが事前に資料に目を通したり、わからない部分を調べるなど準備が必要です。小学生ではないのですから、わかりませんとかとくにありませんなどというのはNGです。

発言を述べる際には下記のようなフレーズを用いるとよいでしょう。

From my point of view, plan A is better than plan B. Because ~(私の意見ではBプランよりAプランがいい。なぜなら~)

It seems to me that plan A is too ~(私からするとAプランは~すぎる)

As far as I know, the ABC company is not in good shape.(私が知る限りではABCカンパニーは経営状態がよくない)

I’m sorry to interrupt you, ~(話の途中ですみませんが~)

I have a different perspective.(私は別の見解があります)

積極的に自分の意見を述べよとここまで言ってきましたが、もちろんときには相手の意見に耳を貸し、同調することも大事です。相手の気持ちを探りつつ、相手を不愉快にしない心遣いもディスカッションの心得の一つと言えるでしょう。

Thats sounds good.(それはいいですね)

I’m agree with you.(賛成です)

You are right.(その通りです)

ディスカッションに積極的に参加できるようになるためにはやはり場数を踏むことです。実際の会議で発言をしていくことで、表現力を身に着けることができます。

狙え金メダル!オリンピックの話題で盛り上がろう!

2016年はリオオリンピックが開催され、日本でもオリンピックの話題で持ちきりです。オリンピックには世界中の選手が出場しているわけですから、海外の人も興味を持っています。職場や留学先、学校などでオリンピックの話題が出ることも多くなります。

そんなとき会話についていけなければつまらない人と思われてしまうかもしれません。オリンピックでは沢山の種目がありますので、すべての種目について詳しく知ることはできませんがせめて自分の好きなスポーツや好きな選手については英語で説明できるようにしておくといいですね。

オリンピックに関する英語を少し見てみましょう。オリンピックに関する会話はこんな風に始めるといいでしょう。

The Rio Olympic games have begun.(リオオリンピックが始まった)

I saw the Olympics on TV.(オリンピックをテレビで見た)

I’m looking forward to the Tokyo Olympics.(東京オリンピックが待ち遠しい)

I enjoy watching the Olympic games on TV.(テレビでオリンピックの試合を見るのは楽しい)

オリンピック競技には実に沢山の種類がありますが英語でなんというのか案外知らないものもあるようです。例えば日本が得意な体操ですが英語ではgymnasticsと言います。

細かく種目分けると、horizontal bar(鉄棒)、parallel bars(平行棒)、pommel horse(あん馬)などがありますね。

陸上競技はathleticsです。javelin throw(槍投げ)、pole vault(棒高跳び)、shot put(砲丸投げ)があります。

オリンピックの話題といえば勝ち負けです。誰が勝ったかメダルを取ったかというのが会話の中心となってしまいますが、アスリートたちが見せる強さや勇気にも感動させられます。

私は自分自身があまり運動が得意ではないので、素直にすごいなと思って見入ってしまいます。

Japan made the final.(日本は決勝に行った)

He won a gold metal.(彼は金メダルをとった)

He broke a record in the 100m free style.(彼は100m自由形で新記録を出した)

This is his third Olympic appearance.(彼にとって3度目のオリンピックだ)

I hope he will be successful in the Rio Olympics.(彼がリオオリンピックで活躍することを期待している)

オリンピックを友達とテレビで楽しむ人が多いと思いますが、どんな風に応援したらいいのでしょうか。オリンピックに限らずスポーツ観戦でも使える表現です。

Go Japan!(行け!日本!)

Hold on!(踏ん張れ!)

Don’t give up!(あきらめるな!)

Awesome!(すごい!)

Amazing!(すごい!)

Great!(素晴らしい!)

Good Job!(よく頑張った!)

I knew it!(絶対勝つと思ってた)

友達同士で意見を言い合いながら、お気に入りの選手を応援するのはいいものです。最近は自分の国の選手ではなくても、世界中の選手の中からお気に入りの選手を探して応援する人もいます。

注目選手のおもしろ発言なども飛び出しますので目が離せませんね。

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