日本語には敬語というものがあり、目上の人に対しては敬語を使うことがマナーとなっています。英語には敬語のようなものはありませんが、ビジネスシーンなどフォーマルな場面では友達同士のカジュアルの表現を慎んだ方がよさそうです。

最近では日本企業のグローバル化も進み、海外赴任や出張、海外からのクライアントの接客など英語を話す機会も増えています。

仕事で使う英語は日常会話より少しだけレベルが高そうですが、初心者はまずいくつかの表現をマスターすることから始めるいいでしょう。まずは挨拶です。友達同士だと

Hi,how are you?

Hello, what’s up?

などフランクな言い方が普通ですがビジネスパートナーにHi!はないですよね。

Hello. Nice to meet you.My name is Sasaki.(こんにちわ。お会いできて光栄です。私は佐々木です。)

I’m pleased to meet you.(お会いできて光栄です)

Good to see you again.(再びお会いできて光栄です)

初めて取引をする相手であれば会社を紹介することになりますが会社の英文パンフレットなどがあれば持参しましょう。

The company establied in 1998.(創立は1998年です)

Mr.Yamamoto is the CEO of our company.(山本がこの会社のCEOです)

We have six plants in Asia.(アジアに6つの工場があります)

May I show you around our office?(オフィスをお見せしてよろしいですか?)

ビジネスパートナーと打ち合わせなどアポイントを取りたいときには本人または秘書などに相手の予定を聞きます。

I would like to know if you are available next week.(来週のご都合はいかがですか?)

Do you have time next monday?(来週の月曜日はお時間がありますか?)

I would like to make an appointment with Mr.Smith. Is he available tomorrow? (スミス氏とアポイントメントをとりたいのですが明日はご都合いかがですか?)

ビジネスといえば、ミーティングや会議がつきものですがミーティングの開催についての連絡などは下記のような言い方をします。

We are going to have a meeting about our new products tomorrow at 10.(新商品に関するミーティングを明日10時に行います)

Mr.Smith, the manager will attend the meeting.(マネージャーのスミス氏も出席します)

Please read the documents before the meeting.(ミーティングの前に資料に目を通しておいてください)

Thank you for your time today.(今日はお時間をいただきありがとうございました)

ビジネス英語に関しては状況に応じていろいろな事柄を伝えなければなりません。職種によってもその内容は変わってきます。どんな事柄を伝えるにしても、重要なのは簡潔で丁寧な英語を使うことです。

また否定的な言い方、ネガティブな言い方なども避けた方が無難です。英語が得意でない場合は、予めそのことを伝えたり、資料を作成しておいたりと、相手が仕事をしやすいように準備しておくなど誠意を見せることも大切です。