最近は忙しくて映画館には行っていないという人もDVDなどで映画を見たりする機会はあると思いますが、お気に入りの映画はありますか。私は映画が大好きで若いころからいろいろ見ているのですが、とくに好きなのはSFとラブコメディです。
中には繰り返し見て、台詞を覚えてしまったものもあります。このセリフ素敵!こんな台詞言われてみたい!と思うものもたくさんあります。
映画の中に出てきた素敵な台詞やフレーズをいくつかピクアップしてみました。英語で台詞を聞き取る余裕がないと普段は字幕ばかり読んでいる人も、同じ映画を何度か見ることで英語ではどのような表現をしているのかチェックすることができます。
有名な映画の名台詞はすでにいろいろなサイトで特集されていますので、ここでは私が個人的に心に残った英語フレーズをご紹介していきますね。
まずは、映画のタイトルから。
He’s just not that into you.
んんん?初心者にはなかなかわかりにくい表現かもしれませんがinto youというのはあなたに興味があるという意味です。つまり直訳すると彼はただあなたに興味がないだけということになります。
女性は彼からお誘いがなかったり、連絡がなかったりすると忙しいんだとか、恥ずかしいんだとかいろいろ理由をつけて自分を納得させようとしますが、実はただあなたに興味がないだけ!
この映画の内容はタイトル通り勘違い女性のドタバタ恋愛劇ですがなかなか的を得ていて面白いですよ。
同じラブコメディの中でもシリーズ化されて人気だったのがブリジットジョーンズの日記です。ブリジットという地味でさえない女性が幸せをつかんでいくストーリーに世の多くの女性が励まされたと思います。
映画の中で恋人がブリジットに言うセリフがこちら。
I like you very much just as you are.(ありまのままの君が大好き)
これは嬉しいですね。そして、私たちも恋人に対してだけではなく、家族や友人にも使える一言です。ぜひ大好きな人に言ってあげてください。
そして誰でも一度は見たことのある名作「ローマの休日」。オードリーヘップバーンのキュートな笑顔は今でも多くの人の記憶に残っていると思います。
I will cherish my visit here in memory,as long as I live.
ラストのジョーからインタビューを受けるシーンで王女はこう言います。生きている限り、ここで過ごした思い出を大事にしますという誇り高く凛々しい王女の台詞が素敵でしたね。
一日限りの王女の許されない恋、なんてロマンチックなんでしょう!
まだまだ紹介した名台詞はたくさんありますので、次はみなさん自身で映画を見て気に入った台詞を書きとめるのもいいですね。
今回はなぜかラブストーリーばかりになってしまいましたが、アクション映画やマフィア映画でもいい台詞はたくさんあります。
例えばターミネーターの
I’ll be back
とかですね。
最後にご紹介したいのが私が子供の頃に初めてみて、それからずっとずっと変わらずファンであるスターウォーズの冒頭の字幕です。
A long time ago, in a galaxy far, far away …(遠い昔、はるかかなたの銀河系で…)
これはもう英語でも日本語でも定着していますが、最初にこの文章を考えた人、本当にすごいなと思います。とてもシンプルな表現なのに遠く広がる銀河系のかなたが目に浮かぶようです。
映画の台詞やタイトルなどはひねりのあるものや粋なものがたくさんありますので、英語を学ぶのに活用しないのはもったいないです。